city hallアメリカの京都とも称される、古都の町並みが美しい東海岸の街、ペンシルベニア州フィラデルフィア。ここではその歴史と魅力を簡単にご紹介します。

「宗教の自由」を求め、イギリスからウィリアム・ペンがクエーカー教徒を引き連れて上陸したのが1682年。ペンはこの地を古代ギリシア語で「兄弟愛の街」を意味する「フィラデルフィア」と名付けました。

18世紀を通じてフィラデルフィアはロンドンに次いで英語圏で2番目に大きな都市、北米最大の都市となり、当時植民地であったアメリカ大陸の商業・工業・政治の要となります。

liberty bellその後イギリスの圧政に人々は立ち上がり、フィラデルフィアは独立戦争の舞台となりました。1776年7月4日。トマス・ジェファーソン、ベンジャミン・フランクリンが起草した「独立宣言」が議事堂(現独立記念館・ユネスコの世界遺産)で署名され、独立宣言がなされます。

この議事堂は1787年に「アメリカ合衆国憲法」が制定された場所でもあります。当時、議事堂の時計台にかかっていた鐘は「自由の鐘」としてアメリカの自由の象徴となり、南北戦争における奴隷制度廃止のシンボルとなりました。 また、1790年から1800年までの10年間、フィラデルフィアはアメリカ合衆国の首都でもありました。

こうした建国の歴史が息づき、アメリカ人の精神の拠り所とも言えるフィラデルフィアは、ニューヨークやワシントンD.C.からバスや電車で2時間程度という便利な立地もあり、国内外からの観光地として栄えています。

フィラデルフィア美術館は、セザンヌの『大水浴』、マルセル・デュシャンの作品群など30万点以上のコレクションを誇る、全米有数の大美術館。他にも国際的に有名なバーンズ財団美術館、音楽では世界レベルのパフォーマンスで日本にもファンの多いフィラデルフィア管弦楽団等、芸術面でも大変充実しています。

love parkプロスポーツの世界では、2008年のワールド・シリーズで優勝した野球チームの「フィリーズ」、アメリカンフットボールの「イーグルス」、バスケットボールの「セブンティシクサーズ」、アイスホッケーの「フライヤーズ」と4大スポーツが勢揃い。

さらにアイビーリーグの名門ペンシルベニア大学、テンプル大学、ドレクセル大学等の大学を抱える学術都市としても知られ、古くは野口英世から、日本からも多くの研究者や留学生が集い、日々研鑽を積んでいます。

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